てんかんで苦しむ人を減らしたい!!

ミシガン小児病院で、てんかん解明への挑戦!!

【リターン内容】

1,000円:感謝のメールorポストカード
3,000円:感謝のお手紙
5,000円:感謝のお手紙+レポート1種類(全てPDF形式、下記①〜④より選択)
7,000円:感謝のお手紙+レポート2種
10,000円:感謝のお手紙+レポート4種全て
①研究活動報告
②アメリカの病院や医療システムについて
③アメリカで研究を行う方法について
④アメリカの医師・研究者の働き方や考え方
30,000円:感謝のお手紙+Skype(実習報告・雑談・質問など)+下記⑤~⑦より1つ選択
50,000円:感謝のお手紙+Skype(上記と同じ)+下記⑤~⑦より2つ選択
100,000円:感謝のお手紙+Skype(上記と同じ)+下記⑤~⑦全て
⑤レポート4種すべて
⑥アメリカのお土産
⑦写真アルバム(アメリカ滞在中に訪れた場所の風景や観光名所など20枚程度、コメント付き)

<お気持ち枠>
感謝のお手紙に、アメリカの各所で撮った写真を1枚添えて送らせていただきます。
11,111円
33,333円
55,555円
77,777円
111,111円
222,222円
333,333円

0円:上部のFacebook、Twitterマークから拡散をお願いします!

【銀行振込での支援について】
支援金の銀行振込をご希望の際は、下記の①~⑦をご記入のうえ、Fanfare事務局宛てにメールをお送りください。

Fanfare事務局:fanfare@medica.co.jp
メール件名:「てんかん解明!!プロジェクトを支援する」

①申込み氏名(ふりがな)、②郵便番号、③住所、④電話番号、⑤E-mailアドレス、⑥支援額(○○円)、⑦振込口座名義(申込み氏名と違う場合はご記入ください)

※銀行振込期限は、Fanfare事務局より振込銀行口座情報を返信してから10日以内となります(支援時期によっては期間が短くなる場合もございます)。

プロジェクト概要

はじめまして、鹿児島大学医学部医学科5年の丸岩伯章と申します。1990年生まれの29歳。2008年に北里大学獣医学部に進学し、小動物や大動物の診察方法など動物に関する様々なことを学びました。2014年に卒業後、都内の犬猫動物病院にて整形外科を中心に小動物臨床に携わっておりました。その後、親の病気などをきっかけに、一念発起して医学部学士編入試験を受けることを決意。そして受験期間を経て2015年10月より、鹿児島大学医学部に入学して現在に至ります。

趣味はストリートダンス、登山、フットサルなど体を動かすことです。最近は写真と映像編集にハマっていて、旅行も良い写真と良い映像を撮るのが目的になっています。将来は人の臨床医として働きつつ、人医学と獣医学を何かしらのかたちでコラボテーションできたらと考えています。

はじめに

6年生の実習期間のうち、2019年5月から2カ月間アメリカのミシガン州にありますミシガン小児病院で「てんかん」に関する研究をさせていただきます。今回のクラウドファンディングは、アルバイトで調達できる留学金額が少なく、皆さまの力をお借りしたいと思い、チャレンジさせていただくことに決めました。

てんかんとはどんな病気か

みなさんは“てんかん”という言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか? てんかんとは脳の電気活動が異常に活発になる病気です。脳全体が一気に活発になる場合と、脳の一部が活発になる場合などあります。異常に活発になった脳の部位が担当する症状が出るため、その症状にはとても色々なものがあります。最もイメージしやすいのは、急に意識を失い、手足をピンと突っ張り、その後ビクンビクンと痙攣するような姿かと思います。

確かに僕もそういったイメージが強かったです。しかし、そういった激しい症状が前面に出てくるパターンもありますが、一方で、パッと見ただけではてんかんと気づかないような症状が、実はてんかんによるものだったこともあると医学部に入って初めて知りました。

例えば、自分が実際に見たのは高齢の方の物忘れです。年をとってきて物忘れが出てくると、認知症かな?と最初に考えがちですが、よくよく話を聞いてみると通常の認知症とは物忘れの仕方が違うということがあるそうです。

実習でもアルツハイマー型認知症と言われていたのに、経過が早すぎるということで大学の物忘れ外来に来た際、先生がてんかんに気づき、てんかんの薬で物忘れが治ったという患者さんと出会いました。この患者さんの場合、海馬という記憶を司る部分が異常に活発になることで海馬の働きがおかしくなり、記憶障害が出ていたようです。この患者さんのように、近年てんかんの一部は治せる認知症として注目されています。

また、てんかんは全人口の約5〜10%の人が一生のうちで一度は発作を起こすと言われており、てんかんと診断される人は1000人中5〜10人もいます(神経疾患で有名なパーキンソン病は1000人中1.5人です)。高齢発症のてんかんも増えてきており、いつ自分がてんかんになるかわからないのです。

なぜ「てんかん」なのか

なぜ私がてんかんに興味を持ったかというと、前に通っていた大学の先輩をてんかんで亡くしたことがきっかけです。

先輩とは同じサークルで、学生の頃は色々とお世話になりました。私の目の前でてんかん発作が起きたことはありませんでしたが、大学ですれ違った時に顔に大きなアザを作っており、どうしたのか聞いたら発作で倒れて顔を打ったと言われたことがあります。そして先輩も自分も大学を卒業し、しばらく経ったある日、同級生からその先輩が突然亡くなったと聞きました。

ここから少し専門用語が入って難しくなってしまうかもしれませんが、剖検の結果『SUDEP』(スーデップと読みます)という病態が疑われました。SUDEPとは「Sudden unexpected death in epilepsy」の略で「良好な状況にあるてんかん患者に起きる、突然の、予期せぬ、外傷や溺水が原因ではない死」と定義されています。

SUDEPが起きやすい特徴として「高い発作頻度・強直間代発作の存在・抗てんかん薬の多剤併用・怠薬や急な服薬中断・夜間監視の欠如・若年成人男性」などが挙げられています。今思えば先輩もこれに当てはまる状況が多かったように思います。

こういった経験から、てんかんは個人的に思い入れの深い病気です。6年生で行う実習期間中に、鹿児島大学ではいくつかの海外実習先が用意されており、また、てんかんの研究をアメリカで行なっている先生の元で研究をさせて頂けるということで今回申し込みをしました。

なぜアメリカの大学なのか?

Pubmedという世界中の論文を検索できるサイト(研究者に限らずほぼ全ての医学者はもれなくこのサイトを使います)で「epilepsy」と検索すると14万2019件の論文がヒットし、最も古い論文は1781年から存在します。一方、Pubmedで「epilepsy」を日本人の論文で検索すると5595件しか出てきません。

また「アメリカてんかん学会」は同分野において世界最大の学会であり、毎年12月にアメリカで開かれます。僕が今回実習先で行う研究は、主に電極などを用いて脳のどこがどんな機能を持っているのかマッピングする研究のお手伝いをすることになると思いますが、この研究の成果次第では、この学会で発表する機会をいただけるそうです。国際学会での発表経験は将来研究を行う時はもちろん、人脈を作ったりなど、将来につながる良い経験になるのではないかと思いました。

こういった理由からこの病院で研究するのが最も良いのではないかと思い、ミシガン小児病院での実習を選択しました。今回の実習は2ヶ月間であり、この実習期間でてんかんについての全てが分かる訳ではありませんが、少しでも将来につながるきっかけになればと考えています。

今回の機会をどのように将来につなげるか

僕は現在神経系の診療科に興味を持っていますが、まだどの診療科に進むかは確実には決まっていません。しかし、てんかんの患者さんは全国に100万人もいると言われており、どの医者も接する機会の多い疾患です。そのため、今後、初期臨床研修を行う際にも周りの研修医に知識を共有したり、意識を高めたりすることでてんかんに苦しむ患者さんの治療に貢献できたらと考えています!

クラウドファンディングを行う理由

今回2カ月間アメリカに行くにあたりアルバイトをしているのですが、実習や勉強の合間で集まる分ではお金が厳しく、少しでも充実した実習を行うためにクラウドファンディングで援助していただくことを決めました。たいしたお返しはできないかもしれませんが、お気持ち程度でもいいのでご支援いただけたら幸いです。

支援依頼金額内訳

交通費15万円
Airbnb費15万円/月×2月分
食費4万/月×2月分
予防接種・海外保険準備金など:10万円
このうち、目標金額は実習費の補助として使用させていただく予定です。

応援メッセージ

epilepsyさん

頑張ってくださいね。

ふみこさん

私の知り合いの子にもてんかん持ちの子がいます。
今苦しんでるたくさんの人のために勉強したいというガンガンを心から応援したいと思ったよ!
充実した留学生活になりますように。
微力ながら協力させてください♬

歯さん

有意義なものに!!
応援してるよー!

てんかんで苦しむ人を減らしたい!!