建物内360°写真で病院のイメージを変える
濱津 辰吉
北海道大学 医学部医学科5年(96期)
集まった支援総額:15,000円(税込)
支援期間は終了しました
集まった支援金はプロジェクト企画者に支払われます。
「支援」とは?-クラウドファンディングサイト「Fanfare」の仕組みについて-【リターン設定】
<360°写真>
お好きな場所の360°写真を一眼カメラで撮影しに行きます!
5,000円:北海道大学構内のお好きな場所の360°写真
10,000円:札幌市内お好きな場所の360°写真
25,000円:北海道内お好きな場所の360°写真
※公安施設や立ち入り困難な場所など、撮影できない場合があります。その場合は他の場所をご指定ください。
<病院内360°写真+ブログ掲載>
クリニックや病院の360°写真を5点撮影し、Google ストリートビューに公開します。
また病院の特徴や伝えたいメッセージなどを、医療関係者向け/患者さん向けにブログにて紹介させていただきます!
30,000円:360°カメラで撮影(一般的には十分な画質です)★下記参考写真
<お気持ち枠>
お礼状をお送りします。
また、医学生に伝えたいメッセージなどがあればブログやSNSにて紹介させていただきます!
11,111円
33,333円
55,555円
111,111円
【銀行振込での支援について】
支援金の銀行振込をご希望の際は、下記の①~⑦をご記入のうえ、Fanfare事務局宛てにメールをお送りください。
Fanfare事務局:fanfare@medica.co.jp
メール件名:「Hospital Walkプロジェクトを支援する」
①申込み氏名(ふりがな)、②郵便番号、③住所、④電話番号、⑤E-mailアドレス、⑥支援額(○○円)、⑦振込口座名義(申込み氏名と違う場合はご記入ください)
※銀行振込期限は、Fanfare事務局より振込銀行口座情報を返信してから10日以内となります(支援時期によっては期間が短くなる場合もございます)。
私は北海道釧路市で生まれ育ち、高校生まで過ごしました。親戚に医師はいませんでしたが、再生医療等に興味を持ち、医学の道を志しました。医療界をよく知らずに医学部に入学した私は、学年が上がるにつれて、スリランカの医療政策について学んだりドイツで臨床医をされている先生にお話を聞いたりと、医療の仕組みにも興味を持つようになりました。
そのような学生生活を送る中で、気になることが2つありました。それは、医療者サイドと患者さんサイドの間に大きな隔たりがあることと、日本の医師の生活の過酷さです。私はいわゆる医師としての仕事をするだけでなく、このような問題を解決することができないかと考えるようになりました。
今回のプロジェクトは、上述のうち医療者と患者さんの隔たりを小さくすることに主眼をおいています。皆さまの温かいご支援により、問題の解決に向けた第一歩を踏み出せたらと思っています。
子どもが「歯医者さんに行きたくない」と言うように、医療機関の受診に抵抗を感じる方は少なくありません。それには、医療機関に対して「痛そう」「なんとなく怖い」「嫌なことをされそう」というネガティブなイメージを持たれていることが大きく関わっているのではないでしょうか。そのネガティブなイメージのために、気になる症状があってもひどくなるまで受診しないなど、患者さん自身が悪い結果を招く行動をしてしまいます。
そのような方にきちんと医療機関を受診してもらうためには、何をしたらよいでしょうか。私は、患者さんが持つ医療機関へのイメージを変えることが、医療機関を訪れるハードルを下げ、早期受診につながるのではないかと考えます。各種メディアや健診などで早期受診の重要性を説くことも、もちろん重要です。しかし、いくら頭でわかっていても、ネガティブなイメージがある限り、なかなか実際には足が向かないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで私は、医療機関の内部をGoogle ストリートビューで公開することで、患者さんが持つネガティブなイメージを変えることができるのではないかと考えています。
現代では初めての場所へ行く際、老若男女問わず多くの人がGoogleなどで検索をします。病院などの医療機関も例外ではありません。たとえば「最近お腹の調子が悪い」「ほくろが増えた気がする」など気になる症状がある場合、特にかかりつけ医がなければ近くの病院を検索し、「良さそう」なところを選ぶでしょう。
しかし、そもそも病院に対してネガティブなイメージをもっている場合、せっかく検索をしても「まだそんなにひどくないし」「忙しいから今度でいいや」などと受診を遅らせてしまう傾向があります。
実際に私の祖母は病院嫌いで、検診などにも行かなかったために重度の糖尿病を患ってしまいました。祖母は愛知県に住んでいるため普段関わる機会は少ないのですが、帰省した際になぜ病院に行きたくないのか尋ねたところ、「よくわからない」「なんとなく嫌だ」と答えてくれました。そこで、公開されている病院のストリートビューを見せたところ興味を持ち、「こんな場所なら行ってみてもいい」という言葉が出てきました。
現在の医療機関は、私が子どもの頃と比較しても非常に明るくキレイで、親しみやすい場所になっていると感じます。近年は老朽化した医療機関の建て替えも進み、空港のラウンジやさながらホテルのような病院まで現れています。祖母以外に、私が医学生として接した患者さんからも、「これなら早く受診すればよかった」というお話を伺ったことが何度もありました。病院を検索した人がこのような現在の医療機関の姿を知ることができたら、「病院は嫌だな」という気持ちが和らぎ、少しでも早めに受診してくれることでしょう。
また、病院を嫌がる患者さんに対して、家族が病院のストリートビューを見せることで、患者さんの興味を惹き、「行ってみても良いかも」と思わせることもできるようになります。医療機関に対するネガティブなイメージを変えることで、患者さんの早期受診を促し、ひいては増加を続ける医療費の削減の一助にもなれたらと考えています。
このプロジェクトは、北海道だけでなく全国の病院に広げていきたいと考えています。私1人で全国の病院をくまなく撮影するわけにはいかないので、各地域の医学生にも協力を呼びかけます。
私は入学以来5年間医学部に通い、病院実習も半分ほどが経過しましたが、医学生が開業医の先生や地方の市中病院と関わる機会は、大学病院や臨床研修指定病院のような大病院と比べて非常に少ないと感じています。各地域の医学生がクリニックや地方病院に撮影をしに行き、お話を伺い、それをブログ等を通じて全国の医学生向けに発信することで、開業医の先生のキャリアパスを参考にしたり、地域医療の実際を肌で感じる医学生が増えると考えています。
この事業を通して、病院嫌いの患者さんを減らすだけでなく、医学生が地域医療に関心を持ったり、自身の将来について考えるきっかけを提供したいと思っています。
◆サービス紹介サイト
Hospital Walk
https://sh95jpn.wixsite.com/hospitalwalk
一眼レフカメラ・レンズ購入費用 約14万円
撮影補助機材(三脚、雲台等)購入費用 約10万円
編集用ソフト購入費用 約4万円
他、カメラバッグ、クラウドファウンディング経費等
計 30万円
村上武志さんの紹介です!さん
北海道を盛り上げる熱いプロジェクトを応援したく微力ながら応援いたします!
まのまのさん
頑張ろう!
Hospital Walk ─病院嫌いを、なくしたい─