医の中で大海を知る〜イノシルプロジェクト 第5弾〜
塩見 涼菜
岐阜大学医学部医学科5年
集まった支援総額:582,444円(税込)
目標に達成しました
ご支援ありがとうございました
◆when you click this,you can see the documents in English.
【リターン内容】
1,000円:感謝のメールorポストカード
3,000円:感謝のお手紙
5,000円:感謝のお手紙+レポート1種類(全てPDF形式、①~⑤より選択)
①研究・実習報告書
②アメリカの心臓血管外科について
③アメリカでの生活について
④アメリカの医学部事情
⑤アメリカの医師・研究者の働き方や考え方
7,000円:感謝のお手紙+レポート2種類
10,000円:感謝のお手紙+レポート5種類全て
30,000円:感謝のお手紙+Skype(実習報告・雑談・質問など)
50,000円:感謝のお手紙+Skype(上記と同じ)+実習報告記にお名前記載(希望者のみ)+⑥~⑧より1つ選択
100,000円:感謝のお手紙+Skype(上記と同じ)+報告記にお名前記載(希望者のみ)+⑥~⑧全て
⑥レポート5種すべて
⑦写真アルバム(アナーバーや滞在中に訪れた場所の風景や観光名所など50枚、コメント付き)
⑧アナーバ―やその近くでできるお手伝い
<お気持ち枠>
感謝のお手紙に、アナーバーで撮った写真を1枚添えて送らせていただきます。
11,111円
33,333円
55,555円
77,777円
111,111円
222,222円
333,333円
0円:上部のFacebook、Twitterマークから拡散をお願いします!
【銀行振込での支援について】
支援金の銀行振込をご希望の際は、下記の①~⑦をご記入のうえ、Fanfare事務局宛てにメールをお送りください。
Fanfare事務局:fanfare@medica.co.jp
メール件名:「アメリカ留学プロジェクトを支援する」
①申込み氏名(ふりがな)、②郵便番号、③住所、④電話番号、⑤E-mailアドレス、⑥支援額(○○円)、⑦振込口座名義(申込み氏名と違う場合はご記入ください)
※銀行振込期限は、Fanfare事務局より振込銀行口座情報を返信してから10日以内となります(支援時期によっては期間が短くなる場合もございます)。
はじめまして。
岐阜大学医学部医学科5年の塩見涼菜と申します。
今年の12月から1年間休学して、アメリカのミシガン州アナーバ―にあるミシガン大学の心臓血管外科部門で研究をし、大学病院で見学実習も行います。調達できる金額が少なく、皆さまの力をお借りしたいと思い、クラウドファンディングをさせていただくことに決めました。
まず私が医学部に入学したのは、「医師になりたい」ではなく「外科医になりたい」という思いからです。内科は薬で治すのに対して、外科では術者の技量により治療成績が異なるという違いがあり、昔から手を動かして細かい作業をするのが好きだった私は、術者の技術が重要になる心臓血管外科に大変興味を持ちました。
もちろん細かい作業が好きだという理由だけではありません。心臓血管外科の手術では、虚血に陥っていた心臓が手術によって回復したり、逆流していた弁が正常に流れるようになったりします。そのおかげで患者さんは心不全や狭心症などから解放されて、今までできなかったことができるようになり、QOLが大幅に改善します。こうした患者さんの未来の人生の幅を広げる心臓血管外科医になりたいと思いました。
私には成し遂げたいことが3つあります。
1つ目は、世界一の心臓血管外科医になることです。アメリカでの研修環境と、日本人の器用さ・丁寧さが合わさることで、世界一の心臓血管外科医になることは可能だと思っています。外科医は術者の技量が大切です。そのため、最高の教育環境でより多くの症例を経験したいと思いました。
2つ目は、日本により良い研修環境を作り、執刀ができる心臓血管外科医を増やすことです。日本の心臓血管外科は、若い医師が経験できる症例数が少ないことから長年執刀医になれず、卒後10年目の医師でさえも先が見えないこともあります。一方、アメリカでは、研修医の学年ごとに手技や知識での到達目標が決められています。さらに、研修医と指導医が双方に評価しあう制度があることから、より良い研修環境が作られています。この研修環境を日本でも作れたらと思っています。
3つ目は、アメリカのような労働環境を作り、女性心臓血管外科医を増やすことです。日本の心臓血管外科は昔ほどではなくともいまだ男性社会です。ですが、女性には“優しい”というイメージがあるため、女性の患者さんだと女性医師を望まれている方も多いです。女性の心臓血管外科医が少ない原因の一つは労働環境にあり、男性でも信念がないと心臓血管外科医を続けるのが難しいほどの環境です。一方、アメリカではPhysician assistantやNurse practitionerといった医師以外の職種があり、医師の仕事の軽減に貢献しています。日本でもそういった職種が増えることで、労働環境の改善につながり、女性の心臓血管外科医が増えるのではないかと思いました。
若い医師の研修を十分に行い、労働環境の整備ができれば、医療の質が上がり患者さんに貢献できます。よって、症例数の豊富なアメリカで経験を積んで世界一の心臓血管外科医になり、日本の医療や女性医師の活躍に貢献し、日本の医療に革命を起こそうと思うようになりました。将来は、アメリカで医師として働きながら、日本にも帰国して、現地の医師と協力しながら改革を行おうと思っています。この革命は簡単なことではなく、長い期間が必要だと思っています。私がアメリカで働き続けることで、アメリカで学ぶ医師を増やし、次世代に受け継いでいければと思っています。
当初、私は1カ月の短期で病院見学実習を行う予定でした。ですが、将来のアメリカでの研修を本気で考えた時、学生という自由が利く時期に長期でアメリカの医学部・病院で経験を積んでおくことは、大変有意義だと思いました。そこで休学を決心し、心臓血管外科で有名なミシガン大学にお願いして、1年留学させていただくことになりました。
さらに、アメリカで研修をするには医師からの推薦状や研究成果などが大事になります。1年研究留学に行った際には、推薦状を書いていただけるような研究成果を出して帰ってきます。
留学は私の夢の第一歩です。日本の将来の医療への投資と思って、どうかご支援・拡散のほどよろしくお願いいたします。がっかりはさせません。必ず日本に革命を起こします!
主に大動脈疾患についての臨床研究を行います。
大動脈瘤、大動脈解離、大動脈弁狭窄症など様々な疾患がありますが、心臓血管外科分野の手術はどれも侵襲が高い(体に負担がかかる)手術が多いです。例えば、胸部大動脈瘤に対する人工血管置換術では、開胸して体温を20度台に下げ、一時的に全身の血液循環を停止する必要があるなど、とても体に負担がかかります。ですが近年、TAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)やステントグラフト内挿術など、低侵襲な(体への負担が少ない)手術法が増えています。これだけ聞くと低侵襲手術がよく聞こえますが、いまだ改善されていない欠点があり、従来の開胸手術も多く行われています。例えば、大動脈瘤に対する治療であるステントグラフト内挿術では、瘤そのものを取り除くわけではないので、再発の可能性が人工血管置換術(開胸手術)に比べて高くなります。
新しい手術法を開発するのもよいと思いますが、治療法がある程度確立している今、どうやって欠点を減らすかという点に着目して、低侵襲手術をもっと多くの患者さんに行えるようにしていきたいと思っています。心臓血管外科医は患者さんの未来の人生の幅を広げることができるということは先ほども言いましたが、低侵襲手術が今よりもっと行えるようになることで、患者さんが1日でも元気に過ごせる日を増やし、ご家族の心配も減らしたいと思っています。
私は小学生の頃から母子家庭で、母の収入も決して多くはなく、市や国からの補助を受けて生活していました。母は今まで私のやりたいことにNOと言ったことはなく、そのおかげで岐阜大学にも通わせてくれています。私もアルバイトを多い時には4つかけもちして生活費や学費、教材費を稼いできました。ただ、研究留学で働くことはできないため、母に頼りきることになります。これまでお世話になった分、少しでも母の負担を少なくしたいと思っています。
また、クラウドファンディングをすることで、日本中・世界中の方から私の計画に対して評価をしていただくことができます。
さらに、医学部というレールがひかれてしまった世界で、自分のやりたいことをできる人はとても少ないと感じます。そういった全国の医学部生に、道は1つじゃないということを知ってもらいたいとも思っています。
本気で世界一の心臓外科医を目指しており、日本の医療にも革命を起こしたいと思っています。
少しでも共感する内容がありましたら、ご支援・拡散のほどよろしくお願いいたします!!
飛行機代:20万円
家賃:1万4,400ドル(1,200ドル×12ヶ月)=約163万円
滞在費(食費・生活費など):120万円(10万円×12カ月)
保険代:20万円
50万円はこれらの一部に充てさせていただきます。
Hiroさん
手紙、レポートともに必要ありません。目標に向かって、持続した強い意志で頑張って下さい。
てらださん
頑張ってください!
渡邊輝さん
領域は異なりますが心の底から応援しています。たくさんの人たちのために頑張ってください。その志の高さが
あれば必ず達成出来ると思います。
もっかさん
アナーバーは寒そうやね。新しい環境は楽しい??
こっちは卒試終わってやっと冬休みだよ!
ちょっと早いクリスマスプレゼント
セッキーさん
塩見ちゃんの友達です。勉強頑張ってね。
さっちゃんさん
女医さんになるのって大変なんですよね!
逆境にめげずに素晴らしいお医者さんになって下さいね!
Yuji さん
岐阜大学5年 塩見涼菜さん
和歌山県立医科大学6年松林優児です。実は僕もアメリカで心臓外科医を目指しております!目指すところ、日々の考え方が全く同じで本当に本当にびっくりしました。自分こんな文章書いたっけ?っておもわず錯覚してしまうほど同じです。笑 特に日本の医療を良くするためにアメリカで一流になって帰ってくるとか、医大生は敷かれたレールの上をただ歩いてるだけ(本人達はその事実にすら気付いていないですよね)とかアルバイトを必死に頑張っているとか本当に同じです。読んでいて苦労も伝わり、感動しました。。。
実はですね、僕も自分の大学の狭い環境が嫌で、アメリカで一流になりたくて、2016/3-2017/4でオーストラリア留学しました!笑 僕も必死にアルバイトをしてお金を貯めました。(ただこれは勉学においては本当に時間の無駄で何度金持ちだったらなと思ったかわかりません。w)今はこのシステム本当に良いなと感動しております。塩見さんは本当にすごいです!僕は帰国後ポリクリをスタートさせ、USMLE step1も今年の夏取得しています。少し
てつさん
MEやってます。
応援します。
すばらしいドクターになれるよう頑張ってくださいね。
若い夢を支援しますさん
卒後3年目です。USMLE勉強するなら絶対に学生のうちからやってください。
遅くても研修医2年目までには終わるように。
私は今年から始めて絶賛後悔中です。
inazawaさん
はじめまして。
リターン不要につき、頑張ってくださいませ。
それが何よりです。
あと、お体には気をつけてください。
甲斐 健太郎さん
ミシガン州立大学医学部 産科婦人科・生殖生物学講座 グランドラピッドリサーチセンターに留学中の産婦人科医です(大分大学所属)。ミシガンつながりと岐阜大学産科婦人科の先生の知り合いの方がいることと(竹中 基紀先生)、もともと私が心臓血管外科志望だったことから、わずかですが支援させいただきます。2019/07末に帰国予定です。
春奈さん
応援しています!お互いに頑張りましょうー!!
ダイキさん
初期研修医2年目で同じく心臓血管外科を目指すものです。塩見さんの将来を見据え行動を起こす勇気と努力に感銘を受けました。応援しております。
La Fuga del Gattoさん
私も苦学生の方でしたので、ぜひ応援いたしたく考え、些少ではございますがお送りさせていただきました。下畑先生の推薦なさる学生さんなら、絶対間違いはないだろうと思いました。是非とも、頑張ってきてください。
たまごさん
その高い志、大変尊敬いたします。頑張ってください!
nobさん
頑張ってくださいね
つねを。さん
頑張ってくださいね☺️
おおたさん
がんばって〜!
アメリカで心臓血管外科学の研究をしたい!〜世界一の心臓血管外科医になり、日本の医療をより発展させるために~