国際都市京都から、アジアと日本の医学生協力のプラットフォームを作るパイロットプログラムを実施したい! MSB Asia invitation project

医の中で大海を知る〜イノシルプロジェクト 第二弾〜

集まった支援総額:150,888円(税込)

38%
  • 目標40万円
  • 終了

支援期間は終了しました

集まった支援金はプロジェクト企画者に支払われます。

「支援」とは?-クラウドファンディングサイト「Fanfare」の仕組みについて-

【リターン】
1,000円:感謝のメール
3,000円:感謝のメール/「プログラムレポート」PDF
5,000円:感謝の手紙/「プログラムレポート」PDF
10,000円:感謝の手紙/「プログラムレポート」冊子、PDFデータ
30,000円:感謝の手紙/「プログラムレポート」冊子、PDFデータ・名前記載(希望者)
50,000円:感謝の手紙/「プログラムレポート」冊子、PDFデータ・名前記載(希望者)/発表の論文・ポスターPDFデータ・協力者に名前の記載(希望者)
100,000円:感謝の手紙/「プログラムレポート」冊子、PDFデータ・名前記載(希望者)/発表の論文・ポスターPDFデータ・協力者に名前記載(希望者)/MSB部誌

※Asia invitation project reportの内容(プログラムレポート)
・活動報告
・活動の写真
・MSBメンバーからの感謝の言葉

※MSB部誌内容
・一年間のMSBの活動報告とメンバーの海外留学・実習等の報告をまとめたもの

<お気持ち枠>感謝のメール、「プログラムレポート」PDFをメールでお送りします。
11,111円
33,333円
55,555円
77,777円
99,999円

プロジェクト概要

はじめに

はじめまして、京都大学医学部医学科3年生の新野一眞と申します。
京都大学の医学生と海外医学生の接点が少ないことに課題意識を持ち、学生時代の海外医学生との交流を元に将来の国際交流・協力・留学などの可能性の実現を目指し、昨年夏MSB(Medical Student without Bordersの略)という団体を京都大学医学部に設立しました。放射性遺伝学の武田俊一教授を顧問に迎え、13名で活動しています。

昨年度は京都大学の研究室に留学している医学生と交流会をしたり、ハイキングに行ったりしました。今年度は「アジア医学生短期留学プログラム」を実施し、アジア医学生を日本に招いてお互いの医療事情について見聞を深め、京都を中心とした将来につながる確かなネットワークを築くと共に、ディスカッションを通じてアジアの医学教育・医療に必要な要素を学生の立場からポスター発表・論文のアカデミアの場で提案したいと考え、応募させて頂きました。

プロジェクト概要

近年、アジア地域の発展は目覚ましく、20年後には中国・インドを始めとした大国の台頭により、世界の中心的エリアになることは間違いありません。急速な経済発展のひずみにより、医療の未発達により苦しむ人の数がアジア地域で増加するでしょう。経済発展をすでに遂げ安定期に突入している日本は最先端の医療を提供しており、また将来のアジアの各国のロールモデル的存在でもあります。

僕は自国の医療を外から見るきっかけとしてアメリカ、東南アジア(カンボジア・タイ)の病院見学をした経験から、東南アジアでは特に、富裕層の行く私立病院と国民が安い値段で医療を受けられる国立病院の医療レベルの格差を感じました。

実際にタイの国立大学の先生によると、富裕層の子供である医学生は欧米に留学し、そのまま戻ってこないことや戻ってきても私立病院で働くという現状があり、先端医療は発展するが、多くの国民に還元されていないというお話がありました。また、日本に関心を持つタイの学生も多く、日本の医療を見たいという声も聞きました。まだ一医学生である自分に何ができるだろうと考えた時、もしアジアの医学生が日本に来て何か気づきや学びを得て、それを自国に持って帰り、将来自国の医療に少しでも還元してくれたらいいなあと感じました。

僕ら日本の医学生にとっては、こうした交流を通して彼らの国の医療事情について知ることにより、自国の医療の特徴なども見えやすくなり、より理解が深まると同時に、アジアという観点でどういう病気でどれほどの人が苦しんでいるのかを知るきっかけになるのではないかと感じました。

日本の医学生の実情を考えると、カリキュラムが忙しく、他分野や海外の学生と交流する機会は多くはありません。海外や留学に関心のある学生はいる一方、その場が用意されておらず、なかなか踏み出せないことも現状です。学んでいる医学書は欧米の翻訳のものが多く、また、必ずしも将来のアジア医学教育に適しているものなのか疑問を感じることも多いです。

そういった事情から、まずは自分のいる京都大学で医学生と海外医学生の架け橋となる活動をしたいと強く感じました。実績も資金もない初年度をどうするのが良いか、メンバーと話し込み考えた結果、「アジア医学生短期留学プログラム」というパイロットプログラムを実施するという結論に至りました。このプログラムを実施する目的は、アジア医学生を日本に招いてお互いの医療事情について見聞を深め、京都を中心とした将来につながる確かなネットワークを築くと共に、ディスカッションを通じてアジアの医学教育・医療に必要な要素を学生の立場から学会発表などで提案することです。

プロジェクト詳細

アジア各国(カンボジア・タイ・台湾など)の医学生数人を、以下の募集要項で募集します。
(海外医学生は個人旅行の形で渡日)
《学生の募集要項例》
①自分の国の医療事情に関する実態調査をまとめてもらい事前課題とする
②帰国後、自国でMSBのコミュニティを作ること、人数は何人でも可能
加えて、小論文(なぜこのプログラムに参加したいのか)や英語力を見るためのスカイプ面接を実施する予定です。

学生を集め、8月上旬に5~7日間の以下の内容のプログラムを実施します。
学生の募集方法は、
①既に自分のコネクションのあるアジア大学の先生の担当者に伝え、学生を募集してもらう
②京都大学医学部の提携大学の担当者にプロジェクトのことを伝え学生に知らせてもらう
③アジア医学生の友人を通じてプログラムに関心のある学生がいないか探してもらう
などを考えています。

《プログラム例》
レセプション…到着した海外医学生と日本の医学生が自己紹介シートを用意、お互いを知るための交流会 
医療系プログラム…日本に特徴的な医療を中心に病院見学、老年医療(往診医療見学)、iPS研究所見学、医療翻訳家とのセッション、救急サークルとのALS,BLS講習など
文化交流系プログラム…茶道、着物体験、京都観光など
教育系プログラム…カンファレンスデイ(各国の医療面で問題になっていること、医学教育のスタイル、これからのアジア医学教育に必要な要素、欧米とアジアの医療の差異などについて議題を決めディスカッションしてまとめ、発表する)

長期的にやりたい事

プログラムを通じて、日本の学生が海外医学生と学び、アジアの医療のためにできることを考え、学生が発案した活動として日本・国際医学教育学会等で発表することができる。また、アジア医学生に日本医療の見聞を広めてもらい、将来的に日本の医療制度・医学教育を参考にしたり医療機器を用いたりする可能性が生まれる。日本の医学生がアジアの医療を見に留学に行くことも可能になり、またその逆も実現させ、相互の人の流れが出来る。流れが出来ることで、将来的に日本の医者がアジアで一定期間医療行為をしたり、フィールド調査、疫学調査など行う際の国際協力に繋げられる。

こうしたことができるのではないかと考えています。パイロットプログラムが成功すれば、大学に正式な医学国際交流プログラムとして認めてもらい、恒常的に行うことができる可能性もあります。是非一度きりのプログラムに終わらず、将来につながるプログラムにしたいと心から思っています。

もしこの活動をご理解頂き、ご支援頂けますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

支援金使用用途

25万円(5万円航空券代補助×5人分)
15万円(5日分の海外医学生宿泊費用=Airbnbで予定日程に5人以上宿泊可能な場所一泊3万円×5日)
予定より低コストで抑えられた場合、プログラムに伴う費用(バスの交通費、レセプションに伴う食費等)に充てさせて頂こうと考えております。

応援メッセージ

おたやんさん

やりたいことやろう

アジア大好きさん

アジアの国と医療で繋がる足がかりにしてください。

やまむらさん

大変だろうけど新野頑張って!

かずきさん

ファイト!
健闘を祈る!

ともきさん

プロジェクトの成功を応援しております。

国際都市京都から、アジアと日本の医学生協力のプラットフォームを作るパイロットプログラムを実施したい! MSB Asia invitation project